Garden of Memory ~記憶の庭
まち歩きやみんなが持ち寄った写真から見えてくる「私のまち」。
見慣れた町やふつうの毎日の中にある「素敵」をもっと見つけてみませんか。
ABOUT
今、足元を見る必要性 ~まち歩きで見つけたり、みなさんにお寄せいただいた、日常の写真や音を使った「体感できる」ワークショップとアート作品。
一般に、町の活性化に必要なのは「わかもの、ばかもの、よそもの」であると言われます。「よそもの」の視点。この「よそもの」は、他地域との比較によって、その地域の特性がわかる人。地域の「いいところ」「悪いところ」に気づくことができれば、地域の元気のためにそれを活用・改善することもできる、ということのようです。
また、社会の技術的進歩とともに、私たちと世界の距離はとても縮まりました。海外を含む他地域を知ったり、繋がったりすると同時に、「自分」や「自分の環境・地域の特徴や特質」を伝えたり、利活用しようとする機会が増えているようにも思われます。
今、日本の多くの地方が抱える問題として人口の流出が挙げられます。産業や環境などさまざまな問題が原因ではありますが、人々が地域の素晴らしさを知り、地元を愛する気持ちを持つこと━それが将来、流出人口減少の要因になるかもしれないと思うのです。
自分たちの足元(地域)をしっかりと見据えることの大切さ。地域資源である自然や歴史文化や町や人などを今一度見つめてみようというメッセージを含んだ事業です。