本企画では、豊田市とは縁もゆかりもない「宝塚大学東京新宿キャンパス田島悠史研究室」の者達が、1年間にわたり、豊田市に赴き、豊田市の春夏秋冬を撮影し、ミュージックビデオを作ります。その他、トークセッションを実施する予定です。映像表現の面白さは、現実の世界を使うことだと思います。その中には、豊田市に住まう人々ですら気づかなかった美しさがあるかもしれません。
本研究室は、今までも様々な地域（三重県亀山市・京都府木津川市など）に滞在し、その土地独自の魅力を浮かび上がらせるような映像作品を作ってきました。豊田市でも、誰も知られていない魅力を、「よそ者」の視点を最大限生かして、見つけたいと考えています。
具体的な計画について、まずは映像撮影では自分たちでロケハンを行い、撮影したいと考えています。もちろん地域にお住まいの方との交流を通して「あの場所は美しい」「この場所で是非撮ってほしい」などの情報提供をどんどん活用したいと思っています。音楽については、基本的にはこちらで用意しますが、イメージと合えば豊田市出身の作家による音楽を使うことも想定しています。
大学の研究室ということもあり、スタッフは学生が中心です。ブログもしくはtwitterを通して、制作経過を配信します。また、映像にモデルを出演させるケースがあります。その場合、もしイメージと合えば、市民の皆様にお願いしてほしいと考えています。
基本的には全てこちらで完成まで行えるように考えていますが、ご迷惑にならない程度に市民参加の機会を作っていきたいと考えています。
出来上がった映像作品は、主催者にもお渡しし、自由に公開していただきたいと考えています。もし機会を作っていただくことが可能であれば、ミニトークセッションなど行い、私たちが見つけた「豊田市の魅力」を皆さんと共有できれば嬉しいです。